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📕 考えて行動し結果を踏まえて次に結びつける話『インベストメント ハードラー』為末大

目標達成には、PDCAが肝要だという。計画して、実行して、結果を振り返って、次の行動につなげる、というやつだ。言うは易く行うは難し。私の場合、人生の目標もよく分かっていない。

しかし、為末大は違う。金メダルを獲るために、命がけでPDCAをまわす。膨大な書籍から学び、自身の体を研究し、過酷な環境に自分を追いやる。安定した職を捨て、プロの陸上選手となり投資に挑戦。そこでもPDCAをまわして結果を出す。タイの不動産投資で30万円を2,000万円にまで増やしたという。「あたりまえ」を否定して、自分の頭で考えて計画的に行動する、その生きざまに惚れた。

が、読み終わり本書で紹介されていた投資ファンドを調べたら、返済が滞り破産したとの衝撃の事実。絶賛されていた描写とのギャップに困惑する。スポンサー企業に配慮する記述は当然なのに、そこに思いが及ばなかった自分はまだまだ修行が足りないと反省。私の読書もPDCAをまわしていかなければ。

「危険であると認識しているうちは、安全である」
 この言葉、陸上競技で「用意、スタート!」の際に使われる競技ピストルの火薬に書かれています。私はまさにその通りだと思いました。(P.186)